ミュージシャンKeliiによって創設されたKelii（ケリー）は、ハワイのオアフ島の工房でウクレレを作っているブランドです。
素晴らしい鳴りと明るく朗らかな音色に加え、高い演奏性も備えるスリムネックという点がKelii（ケリー）のウクレレの特長ですね。
特に派手な装飾もなく、デザインそのものはとてもシンプルですが、その分コストパフォーマンスは高くなっています。
音色と演奏性が追求されたウクレレという事から、プロの間でも高い評価を受けています。

そんなKelii（ケリー）のウクレレの中から、今回はS-GLN Soprano Long Neckをご紹介しましょう。
S-GLN Soprano Long Neckはソプラノロングネックサイズのウクレレで、ボディにハワイアンコア、ネックにマホガニー、指板とブリッジにローズウッドが使われています。
ゴトー製UPTペグを搭載していますが、同価格帯のウクレレでは見かける事は滅多にないでしょう。
やや艶があるものの、塗装はほぼサテン仕上げで、木ならではの温かさがありますし、手触りも心地よいウクレレです。
ナットやサドルも木製となっています。
音色はハワイアンコア特有の甘さや深さがありますし、ソプラノサイズという事もあって可愛らしい印象も持っています。
歯切れよくまたしっかりと芯のある音色ですし、温もりも感じられますね。
胴厚は若干薄め、またナット幅もやや細め、14フレットジョイントのロングネックとなっている事から、抱えやすく演奏もしやすくなっています。
様々なプレイをお楽しみいただけますし、ソロウクレレにも向いています。

Kelii（ケリー）のS-GLN Soprano Long Neckは、これからウクレレに挑戦してみようという方の初めてのウクレレとしても、またある程度上達してウクレレを買い替えようとお考えの方にも、ぜひおすすめしたい1本です。