好きなアーティストと同じ楽器を使いたいという方は少なくないと思いますが、ギターの場合ですとギターはもちろん、エフェクターやドライブ・ペダルも同じものをと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
エフェクターなどでもシグネクチャー・モデルがあり、XOTIC（エキゾチック）のSoul Driven AHもその一つです。

ギタリストであるアレン・ハインズは元々XOTIC（エキゾチック）のブースターを使用していましたが、彼の理想的なオーバードライブ・サウンドを求めて開発されたのがSoul Driven AHです。
使い勝手の良さが評判のXOTIC（エキゾチック）のプリアンプやブースターですが、これらのトーン・コントロールの組み合わせがBassとTrebleであるのに対し、Soul Driven AHではToneとMid Boostとなっています。
この2つのトーン・コントロールのおかげで、ミッドからトレブルにおける周波数帯域の調節がさらに精密に行えるようになっていますし、ナチュラルで甘い音色を生み出しつつ、中域の存在感も損なわれていません。
これならバンドでもしっかり主張してくれるトーンを作り出す事が出来るでしょう。
滑らかなオーバードライブ・サウンドは、流石アレン・ハインズの名を冠するだけありますね。
またフロント・パネルからベースコントロールがなくなったものの、2つ1組のDIPスイッチを内部に備え、裏蓋を開ければ低域のブースト量の設定を出来るようになっています。

アレン・ハインズのファンの方はもちろんですが、アンプの音色と繊細なピッキングのニュアンスとを両立する事の出来る、そんなオーバードライブをお探しの方にも、ぜひおすすめしたいペダルです。