日本でもサックスを扱うメーカーは少なくありませんが、その中でもサックスを専門にしているのはYANAGISAWA(ヤナギサワ)のみとなっています。
世界的にも高い評価を受けているメーカーで、YANAGISAWA(ヤナギサワ)のサックスを愛用するプロ奏者も少なくありません。
今回はそんなYANAGISAWA(ヤナギサワ)のラインナップの中から、バリトンサックスのB-WO10をご紹介します。

B-WO10はWOシリーズのうちのひとつで、YANAGISAWA(ヤナギサワ)らしい繊細で丸みのある音色に加え、イエローブラス特有ののびのびとした音色を魅力としています。
太くどっしりとしたヘヴィータイプらしい音色にはつややかさも感じられますし、適度な抵抗感もあり上級者にも吹きごたえのあるモデルではないでしょうか。
B-991の後継モデルと言えますが、トーンホールが見直されたことで音程がよりいっそう安定していますね。
操作性を考慮し、手の小さな方でも届くように右手小指キィはレバーの角度を変え、右手サイドキィの下方には足を設置、LowAキィは形や角度を設計し直してあります。
キィガードが大きくなったことで衣服などが挟まる心配もなくなり、楽なポジションを求めストラップリングの位置も変更されました。
音割れ防止のためにネックの支柱プレートのデザインを変え、三角プレートも設けています。
トーンホールもバランスの良い音程と、安定感のある音色や響きに大きく貢献していますね。
ジャズやポップスなど、幅広いジャンルで重宝できるでしょう。

バリトンサックスに興味をお持ちの方は、YANAGISAWA(ヤナギサワ)のB-WO10をぜひお試しになってみてください。