特にジャズでの人気が高いエレキギターと言えば、GIBSON（ギブソン）のES-175がその一つではないでしょうか。
GIBSON（ギブソン）のフルアコL-5の廉価版という位置付けで1949年に誕生したES-175は、小さめのボディで演奏しやすく、甘い音色を特徴としています。

生鳴りを抑制することでハウリングを防ぐ構造を採用したエレキギターではあるものの、ピックギターのようなはっきりとした軽やかな音色を持っており、アコースティックギターとしても問題なくお使いいただけます。
ES-175は作られた年代によって仕様は異なりますが、現行モデルはポプラをメイプルで挟んだ多層メイプルをボディに、ネックにマホガニー、指板にローズを採用し、‘57クラシックをピックアップとして搭載しています。
木製の台座を備える金属製のブリッジABR-1を移動させることでピッチの調整が可能となっており、それぞれの弦をオクターブ調整することも出来ます。
また1959年のES-175の仕様を再現したモデルもあり、こちらはトップとバッグに多層メイプル、サイドは1ピースメイプル、ブリッジはローズウッドとなっています。

ジャズでの出番が多いGIBSON（ギブソン）のES-175ですが、ジャズギタリスト以外からも愛され、様々なジャンルでその力を発揮しています。
まだお試しになったことがない方は、ぜひ一度お手にとってみてください。