LANDSCAPE(ランドスケープ)のSA-101について【ギター】
マツモクなどでギター作りに関わってきたのち独立した大和俊夫氏は、現在様々なギターブランドをプロデュースしており、LANDSCAPE(ランドスケープ)もそのひとつです。
LANDSCAPE(ランドスケープ)ではフルアコ、セミアコ、エレガットのギターや、ベースを扱っており、木材ならではのトーンを大事にした楽器作りを行っています。
今回ご紹介するセミホロウギターのSA-101は、ギブソンのES-335(1979年製)をベースに、各所に新たな工夫が取り入れられているのが特徴です。
トップにスプルース単板、サイド&バックにメイプル、指板にエボニー、内部にあるセンターブロックにスプルースを採用し、さらに経年変化するトーンを踏まえた設計も行われています。
搭載されているLANDSCAPE(ランドスケープ)オリジナルピックアップは、ギブソンのハムバッカー「P.A.F」を思わせるサウンドを生み出します。
グリップはやや細く、ネックは大きめのヘッド角となっている分、ネックのねじれや折れの可能性も高くなってしまいますが、ネックをマホガニーとメイプルの5積層としたことで問題を起こりにくくしています。
スタッドアンカーでブリッジを配したことも耐久性の向上に繋がっていますね。
軽やかな響きにレスポンスに優れた音色、操作性の高さなどを備えるSA-101は、ライブなどでも存分に役立ってくれそうです。
SA-101をはじめ、オーガニック・トーンを魅力とするLANDSCAPE(ランドスケープ)のギター。
ぜひ実際にお試しになってみてください。