YAMAHA(ヤマハ)のC3Xについて【グランドピアノ】
YAMAHA(ヤマハ)のグランドピアノというとフルコンサートピアノのCFXが世界的にも有名ですが、そのCFXをベースに作られているのがC3Xです。
YAMAHA(ヤマハ)のC3Xは幅149cm×高さ101cm×奥行き186cm、重量320kgで、グランドピアノとしては一般的なサイズですね。
コンパクトタイプのグランドピアノもありますが、サイズは音色の豊潤さにも影響します。
音大を目指すなど本格的にピアノ演奏に取り組みたい方となると、やはり奥行き186cmはほしいところです。
またC3Xでは弦を叩くハンマーに高い弾力性を持つものを用いたことで音色の幅も広がっています。
ピアニシモでは柔らかくそれでいて芯の通った響きが、フォルテシモではのびのびとしつつパワフルでたっぷりとした響きが得られています。
そのハンマーの特性を最大限に活かせるよう、整音や整調の工程もじっくりと時間をかけ手作業で入念に行われています。
ピアノで特に重要な響板においてはCFXと同じ設計構造をC3Xにも用いており、効率よく振動を発生させられるようになっていますので、伸びのある音や深みを持つ響きが生み出されます。
ピアノそのものを支える曲練支柱は厚みのある板を少ない接着面で貼り合わせることにより、音がさらに伝わりやすくなっていますね。
低音部には職人が丁寧に手巻きした巻線を使うことで、はっきりとした音程感とどっしりとした低音も手に入りました。
グランドピアノの購入をお考えでしたら、YAMAHA(ヤマハ)のC3Xもぜひ選択肢の一つにされてはいかがでしょうか。