ミュージックベルは一般的にスチール製のベルに樹脂製の持ち手が付いた楽器で、振ることで音を出します。
青銅製のベルに革やプラスチックの持ち手が付いたハンドベルと混同されやすいミュージックベルですが、両手で持ち上げなければ演奏できないサイズのものもあるハンドベルに対し、ミュージックベルは片手で鳴らすことができます。
音色も響きが壮大なハンドベルに対し、ミュージックベルはオルゴールのような印象ですね。
そんな中、ZENON（ゼンオン）のMB-SPはハンドベルを思わせる音色を持つミュージックベルです。
ZENON（ゼンオン）のMB-SPは低音域のベルは真鍮製、高音域のベルは鉄製の銀メッキ仕上げとしたことで、より正しい音階を実現しています。
クラッパーは硬いゴム製ですが、やわらかい音質になるとともに十分な音量も得られています。
握った際は亜鉛ダイカスト（24金メッキ）の音名プレートに親指を置けば安定します。
サイズは直径74mm×高さ174mm、品のあるデザインで音色だけでなく見た目でも観客を楽しませてくれます。
ZENON（ゼンオン）のMB-SPは27音セットもありますが、単音でも購入できますので、演奏するのではなく気が向いた時に鳴らして音色を楽しむという楽しみ方も良いかもしれませんね。

ミュージックベルは振るだけで気軽に音を出せる楽器ですが、細かく振って連打させるトレモロや、ベルを指で押さえながら振るミュートといった奏法があるなど、奥深さもあります。
ご興味のある方はぜひ挑戦してみてください。